月音(つきのね)∞風音(カヂヌウトゥ)

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Various topics

#竪 と #経 は、大地と北極星みたいなまとめ

たて穴住居は、竪穴住居と書く。けして、縦穴ではないのだ。なぜか?ずっと疑問ではあった。 竪樋とか、建築用語ではすべからく竪の方向を示す言葉が使用されている。竪琴も縦じゃない。あれは琴が立っているからでなく、弦が垂直方向だから。つまり、水平な…

3年ぶりに開催された #榊山神社 の例大祭 #叩き祭り にて

この榊山神社には、恵那蛭川の巨石群に春分のスポット光が射し込むことをはじめて確認した2年前から、周辺の縄文遺跡と神社巡りを同時にはじめたことでたどり着く。 恵那蛭川で未知の巨石群をつくり、星々と語り、太陽と歌い踊っていた人々はいったい誰なの…

KEENのゴム紐が切れても交換できます!

仕事場からアウトドアまで酷使して日頃から愛用している #KEEN のサンダル。定番の #ニューポート は初代から何代目と履きつづけ、だんだん品質や耐久性にも見劣りを感ぜずにはいられなくなってきました。それでも履けるうちは、修繕しながら大切に、履き潰…

神社本庁離脱で神社界に何が起こっているのか

神社は右でも左でもないはず。なのに、神社関係者や歴史家の中に、いかに右寄りな方が多ことか。それがわたしには不思議だった。最近きいた話では、熱田神宮が神社本庁から離脱するのではという噂。以下、抜粋されたリストでもわかるように、実際はすでに数…

ニホンミツバチの謎の大量死について【農薬編】

自然界は人間の介入によって様々な被害を受け、個々の命だけでなく種の存続まで脅かされても、何の文句もいわずにただひたすら生きる選択をしてくれている。知ってしまった以上、放置できるはずもない。昨年からはじめたニホンミツバチの観察で、自然巣でも…

マブイが入る右渦巻きのレコード盤と外された左渦巻きのCDでは音のエネルギーがまるで違う

可聴域を超えたアナログのレコード盤は、外から内へ右回りで、陽の渦巻きエネルギー。 可聴域以下で圧縮したデジタルのCDは、内から外へ左回りで、陰の渦巻きエネルギー。 一見この新旧の音は陰陽でバランスを取ってそうだけど、その発想からしても真逆のエ…

トウネズミモチの木の下で縄文の狩猟採集について考える会

縄文の狩猟採集について考える会、というタイトルの、ただの思いつきの長~い独り言ですので、けして全部読むようなことはなさらず、てきとーにスルーしてくださいね。 わたしは、仕事が名古屋で実家が岐阜のため、その中間の一宮のさらに郊外に住んでますが…

御物石器と石冠=岐阜の縄文の精神世界/ダムに沈んだ徳山村の縄文土器 #岐阜の縄文世界

岐阜県博物館にて、本日(1/8)よりはじまりました 岐阜の縄文世界 へ。岐阜の人なら誰もが知る、関市の百年公園。わたしも子供の頃、何度も何度も遊びに通った場所です。そんな自然豊かな公園内に、県立博物館があるのですが、実に40年ぶりくらいに訪れまし…

収束宣言

新型コロナウイルスの発生当時を振り返ってみると、パンデミックという先の見えない不安の中で取り沙汰されたのが スペイン風邪 の再来というレトリックではなかったか。しかし、そのときはまだスペイン風邪のように、第一波より次に来る第二波が危険とされ…

#音と声の呪力 連続レビュー⑮

ネット販売の在庫が全て完売したようです。それは喜ばしいことではありますが、街の本屋さんでまだ売られてるのを見かけました。ネットランキングでは未だに上位のため、書店の在庫分まで買い占めが始まり、悪徳転売業者が出没しておりますので、定価上乗せ…

立冬祭@岩屋観音と岩穴観音 〜岩窟祭祀空間と観音を祀る意味について〜

本日は、二十四節気の立冬、七十二候の山茶始開(つばき はじめて ひらく)。そんな立冬の太陽が輝くお祭り日和でした。初めて訪れた、岩屋観音と岩穴観音。同じ六ノ里をルーツにもつ、れらさんの直感の旅にわたしも響命し、立冬祭としてご一緒させていただ…

音を観ると書いて #観音 @岩戸巌窟観音にて

音を観る、と書いて観音菩薩。 それはいったいどんな音かというと、 世界中の苦しみの音を観る、と云われる慈母のエネルギー。 正式には、観世音菩薩または観自在菩薩です。 菩薩とは、悟りを求め修行する者。 観音菩薩は、世の中の救いを求める声=音を自在…

#音と声の呪力 連続レビュー⑭

しばらく中断しておりましたが、すでに本書を読まれた方にお願いがあります。わたしは本の内容からして全肯定で読んでますが、実はどう人に説明していいかわからずここまで書いてきました。それは、この本が必要な方のもとに届きますように、と願ってのこと…

ゲド投げ神事の白山中居神社秋季例大祭

本日は、白山中居神社にて秋季例大祭でした。 10月17日といえば伊勢では神嘗祭。 偶々でしょうが、うちの近所の氏神である鉾塚神社も昨日今日の2日間が秋の例大祭なのでそちらにも挨拶して、いざ。 中居神社では10月第3日曜の例大祭で、新嘗祭の要素があるゲ…

#音と声の呪力 連続レビュー⑬

さぁ、3章もいよいよ大詰めです。なかなか前に進みませんが、特に3章は面白すぎて端折れないんです。 いよいよここから、金属の響きが生み出す高次倍音の霊力に入っていきます。もうこの時点で、神楽鈴や巫女鈴のシャンシャン、錫杖のシャリンシャリンといっ…

#音と声の呪力 連続レビュー⑫

秋分からあいだが開いてしまいましたが、世の中が開放感に満ちてきたので再開します。3章の後半から。前回が石笛と能管の話でした。甲高い、高次倍音。2万Hz以上の、耳では聞こえない音が重要であるといった話。縄文人たちがなぜ好んで森林に暮らしてたかと…

アナログメーターのまま新電力になった日 #ハチドリのひとしずく #ハチドリ電力

スマートメーター拒否してます。もし国や電力会社の圧力でアナログメーターが取り替えられるのを何とかしたいとお思いの方がいらっしゃれば、お役に立てるかどうかわかりませんがわたしの例を記録しておきます。 311以降、原発の電気は使いたくないし、新電…

#音と声の呪力 連続レビュー⑪

前回までに、3章の中盤まで書いて、あと少しつづきがあるのですが。書くという作業を後回しにして、休みで晴れれば山や川や神社巡りをしつつ、2日ほどかけて4章を一気読みしました。まさかこんなに時間がかかるとは。当初この本を手にしたときは、秋分までに…

#音と声の呪力 連続レビュー⑩

縄文遺跡から、様々な形の石笛(いわぶえ)が見つかってます。最初は、あるとき穴のあいた石が風に当たって鳴るのを見たり、拾い上げて吹いてみたりしたのでしょう。三内丸山遺跡からは、ヒスイに人工的な穴を開けた、貫通孔の石笛も出てきます。自然石の穴は…

#音と声の呪力 連続レビュー⑨

古代のシャーマンや宗教家が、楽器や声で神降ろしするときに、必ずこの「倍音」の仕組みが応用される。倍音とは、目的の音に対し、それより高い音が上に乗ってきて重なること。理論としての倍音が整数次倍音なのに対して、自然に乗ってくるノイズとか上音と…

#音と声の呪力 連続レビュー⑧

これは単なる読書感想文ではなく、レビューとしました。レビューとはあるものに対する批評や評論という意味合いで使われがちですが、本来は改めて調査したり検証することでもある。その上で、本書を手にする人かもしれない人、必要な人に届けば幸いです。 今…

#音と声の呪力 連続レビュー⑦

縄文時代の梓弓がルーツである琴は、激しく叩いて演奏される打楽器だった。イタコの梓弓が、津軽三味線のスタイルを生んだことも知らなかった。琴が発するパルスにより変性意識となり、神と人をつなぐ琴の音の秘密がだいぶ紐解けてきました。阿(あ)と吽(うん…

#音と声の呪力 連続レビュー⑥

2章の途中で、ずっと寄り道してその世界を彷徨ってます。叩き弓から発せられるパルス音で魔を祓ったり、梓弓で巫女が変性意識となって神霊を引き寄せる。 梓巫女(青森)▶https://youtu.be/H_K8BXtt4BQ それが複数の弦を共鳴器に張って、楽器となっていく話…

#音と声の呪力 連続レビュー⑤

今はまだ、2章をゆっくり読み進めてます。ここでは、声から楽器へ。そこにパルス音が重要な働きをするというお話です。これは、ぜひとも心得ておきたい古代の秘法です。パルスの秘法や、古代の音楽の重要な作法が書かれており、一気に読むことができず、何度…

#トホカミヱヒタメ とトホカミヱミタメ=遠つ神笑み給へ

ホツマツタヱのトホカミヱヒタメは8柱のカミであり、8方向に開くエネルギー。ト元神、ホ元神、カ元神、ミ元神、ヱ元神、ヒ元神、タ元神、メ元神とそれぞれの文字ひとつひとつに意味があって、8文字になってます。この八方に開く神を、八元神(ヤモトガミ)とい…

#音と声の呪力 連続レビュー④

2章/邪気を祓い、神懸かりを起こす「古代楽器」と「パルス音」/弓や琴の音、発声によって呪力が発動する仕組み このタイトルだけで何か思い出したかのように引き込まれるものがあります。前章のドレミの呪文と産声から、さらに興味深い展開になってきまし…

#音と声の呪力 連続レビュー③

前回のつづきから。古代の音楽文化に造詣の深い今雅人氏が全面的に関わったことで、画期的ともいえる内容の本に仕上がっている。1章はドレミの呪文についてだが、前置きとして、宗教以前の原始太陽信仰があまりにも強烈すぎて、土着性の信仰をキリスト教にす…

#音と声の呪力 連続レビュー②

この本 #音と声の呪力 をご紹介するにあたって、その著者が誰であるかは知ってようが知ろまいが、カミさまも宇宙も名無しなので、その真意をお伝えする本の著者も名無しでかまわないわけですが。この本が音と声をテーマにしたわけは、著者の今 雅人(こん ま…

#音と声の呪力 連続レビュー①

まもなく秋分がやってきます。いや、わたしが秋分に向かってます! わたしは昨年の春分から金山巨石群を卒業し、恵那でも見つかった二至二分(冬至春分夏至秋分)の太陽光をスポット光に変換する巨石群を探求する、新たな旅がはじまりました。古代人の計り知…

岐阜県中津川市蛭川【白山神社と南朝神社】

安弘見神社とこの白山神社の間に親王塚があり、両社は和田川を挟んだ対岸にある。この杜の境内に、白山神社と南朝神社が並んでいた。 まずは、下手の白山神社から。参道橋と鳥居の間にある変わった意匠の灯籠が気になった。それは、はからずも南朝供養燈でし…