音を観る、と書いて観音菩薩。
それはいったいどんな音かというと、
世界中の苦しみの音を観る、と云われる慈母のエネルギー。
正式には、観世音菩薩または観自在菩薩です。
菩薩とは、悟りを求め修行する者。
観音菩薩は、世の中の救いを求める声=音を自在に聞く=観る という意味があり、あらゆる願いに応えるため、様々な姿に変化していった。
今日、実家に寄るついでに訪れた岩戸の巌窟観音菩薩で、観音と観世音の表記の違いが気になり、その意味を感じていました。
さらに午後の陽射しで、岩戸である岩窟の入口が照らされていたので、立冬でこの感じなら、もっと南から光が射す冬至なら、ほぼ真正面から冬至の沈む太陽が洞窟の奥まで届くのではないかと思った。