月音(つきのね)∞風音(カヂヌウトゥ)

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そんなわけで春分ですね

地球は太陽のまわりを1年かけて公転。
公転軌道している円の長さは9億4000万kmです。
では、ググるのでなく、ここで苦手な計算をちゃんとしておきましょう。
940,000,000 ÷ 365 = 2,575,342.4657534247
つまり1日に260万km進み、これを24で割って時速にすると、
2,575,342.4657534247 ÷ 24 = 107,305.9360730594
公転スピードは時速11万kmですが、さらに実感する距離感で秒速に換算すると1秒間に30kmも進んでるということです。
ちなみに、太陽が天の川銀河の中心を1周する太陽の公転スピードは秒速220km。
その天の川は秒速600kmで…

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次に、地球は1日に1回転してますよね。
地球1周の距離は4万km。
それを24時間で回転してるので、40,000 ÷ 24 = 1,666.666…
つまり、地球の自転スピードは時速1,700kmで、秒速でいうと460mも進んでることになります。

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が、しかし。
それは赤道直下での話なので、要注意。
日本辺りの緯度で、時速1,400kmとなります。
地軸の両端、極地の南極点と北極点は時速0kmです。

もうちょっと緩んだ頭を混乱させてみましょう。

北極点に立つと、どこを向いても南を向いていることになります。
また、南極点に立つとどこを向いても北を向いていることになります。
太陽が昇ったり沈んだりせず、西も東もない地点がある、ということです。

また、赤道上では万有引力が遠心力によって最も弱められるため、重力は最小となります。
一方、北極点や南極点は回転しないので遠心力が0で、重力は最大となります。

なんと同じ地球の上で、北半球でいえば北方の人たちと赤道辺りの南方に人たち、またその中間のわたしたちで、起きていることが違う。
その逆が南半球にもあって、そういう影響をそれぞれが受けているということです。

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といっても、最後の部分は太陽系の惑星での僅かな差異であり、宇宙全体から見ればっていう話に戻しますよ。
とにかく、わたしたちはものすごいスピードでこの宇宙空間を移動しつづけてるわけで、昨日のわたしと今日のわたしはもう別人なくらい、違う場所、いや宇宙空間を旅してきました。
とてもやばいですね、これは。
こんなこと時々考えたりもしますが、普段は鈍感すぎてまったく気づきません。
古代人とか縄文人とか、ムーやレムリアなんて、もうすでに宇宙人でしょ。

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