可聴域を超えたアナログのレコード盤は、外から内へ右回りで、陽の渦巻きエネルギー。
可聴域以下で圧縮したデジタルのCDは、内から外へ左回りで、陰の渦巻きエネルギー。
一見この新旧の音は陰陽でバランスを取ってそうだけど、その発想からしても真逆のエネルギーとなる音を聴いてることになります。
さて、ここでこんがらかるのは、CDも右回転じゃないか、という反論がわたしの中にも起こりました。
たしかに、レコードだろうとCDだろうとモーターは同じように右回転します。
しかし、CDトレイに乗せるとき、無意識にレーベル面を上にしてませんか?
つまり、記録された音の情報は裏面にあり、下からレーザーを発光させ、記録された凹凸状のピットに当たった反射光を、レコード針の代わりとなるピックアップレンズで読み取る仕組み。
実はこれ、レコードと同じ条件となるようひっくり返して考えればわかるけど、左方向に回転してるのと同じことなんです。
こんなこと言ってる人、きいたことないけど。
このイメージは、沖縄で感じたマブイ込めからの直感です。
“ウグヮンブトゥチで香炉を掃除する場合、外す意味で抜いた線香を持って、左まわりを三回円を書くようにまわす。
次は入れるの意味で、右まわりを三回円を書くようにまわす。
瓶のキャップと同じ要領で「左は外す、右は入れる」と覚える。
マブイを落としたときのマブイグミ(込め)でも、サンを外から内へ右回りに三回廻す。”
https://twitter.com/fuhgetsu/status/1494935049900556288