月音(つきのね)∞風音(カヂヌウトゥ)

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甲野善紀と山元加津子の出逢いとわたしという宇宙の大いなる気づき

朝日遺跡パレススタイル土器のつづきがあります。
日曜はわたしにとって二大巨匠の講演会という二本立て。
たまたま同日に、しかも車で10分しか離れてない距離で、片方の終了時間と次の開始時間の差が30分という、これはどちらも参加しなさいという流れだったので、分刻みでタレント並の移動となった。
というわけで、北條芳隆氏がいる清洲市民センターから、甲野善紀氏がいる平田寺へ。
なんと豪華な流れ。
意図してできるものではございません。
天からの授かりものとしか。

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まったくジャンルの違うお二方というより、わたしにとってはこれがまたすんなりとどこかでがっつりつながってるような。
考古天文学古武術という違いはあるものの、そのお人柄やモノを観る視点の持ち方からその感性やら、どこか共通項が並んでます。
甲野先生といえば、以前は名古屋で実演メインの道場にも行ったり。
平田寺ではお話会がメインとなる恒例の開催で、チャンスとあらばいつでも行きたいと思いつつ。
もちろん有料ですが、こちらも当日連絡なしで来てもいいときいたので後押しされるかのようにたどり着く。

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今回、話のテーマにかっこちゃん(山元加津子)のことが書かれてたし。
この意外な組合せに、どんな話となるのか気になってたのもある。
マイク無しの小声だから聴き取りにくいところがあっても、それはそういうことだ。
同じ空間にいるだけで伝わってくることがいっぱいある。

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時折、実演も挟みながらの、この贅沢な時間を味わう。
身体の中のエネルギーの流れ。
氣のようなもの。
言葉では簡単だけどいざ実践となるとなかなかできない。
そのコツというか、複雑にしてしまってる身体を、体感としてほぐしながら解除してくれる。

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そのお話しも面白いし、常識に縛られた頭と身体からどうやって離脱するか、非常識の中に極意がいっぱい潜んでて、それを意識してか無意識か、軽々と身をこなす人もいる。
無限の可能性を秘めた宇宙は、自分自身なのだ。

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なんか、具体的な言葉や実演で教えてもらってるんじゃなく、聴き取れなくても、頭でわからなくても、身体が動かなくても、ふとしたきっかけで中に入ってきて、突然こういうことなのかって気づかされるんだよね。
とにかくそういう、すごいお方なんです。

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大好きな甲野先生からは、何かこう具体的なことでなく、いつも全体を教えてもらいながら、自らの大きな気づきをいただいてます。